陰陽の梯子を昇降する竜 〜象意を読む〜

蘇った神話素の世界

スクリーンショット 2013-10-17 13.23.13

先日、日本占術協会が毎年開催されている第35回「日本占術協会シンポジウム」に参加してきました。
日本占術協会
日本の運命学の正しい理解と普及のために努力し続けている、非営利団体なのだそうです。

不思議なご縁があって原宿の老舗占い館「塔里木(たりむ)」にて対面鑑定をするようになり、館長からお誘いの声をかけて頂きました。

私は「古代マヤ暦」という日本ではあまり馴染みのない占術を使い、アセンション、パラレルワールドやユングの無意識の心理学、古代からの秘術や象徴体系理論を元に独学でコツコツと学んできているので、このような団体組織や他の占い師と関わることも師事することもなく独学で歩いてきました。

シンポジウムという講演形式でお話を聞いたり学んだり交流できるスタイルで、私にとっては20〜30代に旅行の仕事をしていて参加した旅行業見本市以来のシンポジウム参加となりました。(笑)

午後一番の講座は「宗教と占術、陰陽の真実(秘められた易経の力)」と題して

瑠璃光院慈照寺の松本裕昭氏のお話を伺いました。imagemeeting

率直な感想としては「時が…キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」という印象でした。

次のようなお話が途中でありました。

陽は神の梯子が降りてきて、日が光を放つ神の威光を示す放出のエネルギーであり、陰は天の梯子が降りて来て、光を閉ざして竜神の気を閉じこめて閉ざすエネルギーである。また漢数字の「九」は天を象徴する陽と同じ意味をもち、虫や蛇、竜を現し、「六」は隠れるエネルギーで兎ややはり竜を現す陰の象徴である。陰陽という世界には陽にも陰にも神々の意志をもった「竜」が隠れている。

無意識に隠されている神話素を「竜」という文字・漢字で具現化させていらっしゃいましたが、マヤの神々もまた同じように形をとってこの世界に陰陽=死と生という世界観を太極へと導く力として意味を成しています。

お話を伺って学びは深い!と感動しながら過ごした次の日、シンクロが起こりました。

[(CNN) 米カリフォルニア州南部沖のサンタカタリナ島付近で13日夕、体長約5.5メートルもある巨大な深海魚リュウグウノツカイの死骸が見つかった。

同島の課外教育施設CIMIでインストラクターを務めるジャスミン・サンタナさんが水深約4.5メートルの海中で、海底の砂に横たわるリュウグウノツカイを発見した。「最初は少し怖かったけれど、リュウグウノツカイがおとなしい魚だということは知っていた」と話す。(写真はトップに掲載したものです)]

リュウグウノツカイは地震をはじめとする天変地異と関係があると考える人たちも多いようですが、その存在は古くから知られていたようです。ヨーロッパでは「King of Herrings」と呼ばれ、漁の成否を占う前兆と位置付けられていたそうです。

私はマヤだけでなく世界中に存在する宗教神話や伝説も含め、象徴や象意学、神話学をもとに体系を紐解きながら、シンクロニシティなど時の中で生じる心模様やスピリットを象徴として読み解くスタイルの鑑定を行ってきました。偶然にしてはあまりにでき過ぎでしょ。と思うわけです。

陰陽と易経の中に潜む竜のおはなしを聞いたと思ったら、りゅうぐうのつかいが深海が姿を現した。

それこそが「神話復活」が象徴する意味なのです。

「ジーニーの魔法占い」HPサイト「魔法のブログからから☆」を書き始めた2005年頃は、まだ「アセンション」という言葉があまり世間に知られていなかったように思います。「古代マヤ文明」「マヤ暦やマヤ占い」「マヤの預言」等もまだ考古学者や遺跡や古代文明好きな人たちにしか周知されていなかったため、それがどのような体系理論に基づいているものなのか、遺跡がどのような真理を秘めているかなどあまり明らかにはなっていなかったし、最近のようにすぐ情報が掴めませんでした。

魔法のブログの紹介文
『からから★(ほし)」は時空を超え異次元世界からアセンションして地球にやってきた
「Miroq」の素粒子意識です(*´∀`*) あなたが幸せになると「からから★」も幸せになります。宇宙と魔法の世界を信じてみませんか?』

素粒子意識というのはすべての人がもっているものですが、陰と陽、意識と無意識、生と死の世界観の中に追いやられてしまった時からは、二極化してしまっているのです。

さきの松本先生のレジュメの中でジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」の一部が引用解説されていました。

古代人の脳は「バイキャメラル・マインド」状態にあった。
「人類の意識は今から3000年前に芽生えたもの、意識誕生以前の人間の右脳に囁かれる神々の声に従う<二分心>の持ち主で、彼らこそが世界各地の古代文明を創造した。やがて<二分心>崩壊、人間は文字と意識を得た代わりに神々は沈黙した。つまり人類が小さな狩猟採集集団から、大きな農耕生活共同体へと移行するのを可能にした社会統制の一形態と位置づけ、神々とともに言語進化の最終段階として産まれその展開のなかにこそ、文明の起源がある。」

おおおおおおおおお!

やったね!!最高⭐

香港で満漢全席食してる気分!(ノ∇≦*)キャッ.:゚+

年内に「アセンションによってたどり着く世界 〜秘境の神々復活の秘儀〜」のようなタイトルでセミナーを開催しようと計画中です!

是非お楽しみに♪


おすすめ