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ユカタン半島、マヤのチチェン・イッツァ遺跡では「暦のピラミッド」と呼ばれるカスティーヨピラミッドに、「空飛ぶ羽根毛をもつ蛇 ククルカン」が、光と影をともなって降臨いたします。何百年ものあいだ、春分と秋分に降臨し続けている秘教の儀式です。
ピラミッドにククルカン降臨
この儀式は単なる光の現象ではなく、人々の生活・信仰・宇宙観をつなぐ神聖な儀式だったと言えます。マヤの思想では、宇宙のリズムと調和することが人間の成長や悟りにつながるとされており、この現象を通じて人々は「宇宙と一体化する瞬間」を体験していました。
この降臨現象は、マヤ文明の宇宙観・信仰・暦と深く結びついています。
その意味を探るには、以下のいくつかの視点が重要です。
- 天文学的・暦の意味
マヤ文明は高度な天文学知識を持ち、太陽の動きを精密に計算していました。
エル・カスティーヨは、太陽の軌道と一致するように設計され、春分・秋分の日には、ピラミッドの階段に「光と影」による蛇の形が浮かび上がります。これは、昼と夜が等しくなる日を象徴し、宇宙のバランスと調和を示します。 - 神話・宗教的な意味
ククルカン(ケツァルコアトル)は、羽毛のある蛇の姿を持つマヤ神話の創造神・文化英雄であり、知恵や生命の循環と関係しています。
この光の蛇の降臨は、神が地上に姿を現し、豊穣と再生のエネルギーをもたらすことを意味すると考えられます。特に、春分は新しい生命の誕生や繁栄の始まり、秋分は収穫や変化の時期を象徴し、それぞれ異なるメッセージを持つ可能性があります。 - 農耕と社会生活との関係
マヤ文明にとって、春分・秋分は農業における重要な節目でした。
・春分 → 雨季が始まり、トウモロコシの種まきの準備をする時期
・秋分 → 収穫期の到来を告げる時期
この現象は、農耕に適した時期を知らせる天文カレンダーの役割も果たしていたと考えられます。 - 精神的・哲学的な視点
光の蛇の降臨は、天と地、人と神、陰と陽の統合を象徴するものとも解釈できます。
特に、昼と夜が等しくなる春分・秋分は、バランスや変化の時期とされ、個人の内面や社会の調和を意識する重要なタイミングとも考えられます。
古代マヤ秘教的な叡智と儀式の意味を少し知って、現代において「バランスと変化の時期」としての春分を意識することは、人生の流れを見直す良い機会になると思います。
https://space-kururi.localinfo.jp/posts/56391230
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