記憶をよびさますもの

Eleru niyin, Eleru Niyn
GBO PE, Gbo Pe

「ことばでないことば」

最近あまり時間がなくて、ゆっくりと書籍を熟読しながら研究をすすめることが出来ておりません。

そうなると自分としては非常にストレスがたまってくるわけです。それは私にとっては「秘教の知」のガソリンエネルギーが不足して、車がガソリンをセーブしながら走行しているような状態ともいえます。

それでも日常は続いていくので、どのようにその不足を補ってストレスを解消するかというと、「ほとんど意味不明なことばのつらなりを、子どものようにただ調子よく唱えるとか、歌うとか、身体に注入する」みたいなことをします。

そのために、まずは「記憶を呼び覚ます」ことが必要になります。

「スーパーカーリーフラジリスティック エスピアリードーシャス」

「意味のあることば」だけが存在しているわけではなく、「意味の不明な、わからない、音声ではないことば」も存在していて、私たちに大きな力を与えてくれます。

アッラーアクバル

Whistle Language

口笛や指笛で会話をするアイスランドの人々

現代社会を生きる私たちは、ともすれば「無文字」社会や「非言語コミュニケーション」を意味のないこと。として排除や無視しがちです。

悲しいかな、それが今の人類の大方だったりします。

「文字を必要としなかった社会」「言葉に依存しないで伝えあっていた暮らし」は歴史の史実ですし、今も実存しています。

上にリンクを張った動画をみていただければ、言葉ではない言葉や祈り、音、身体表現が充実していて、豊かであることがわかります。

踊りや儀礼、原初的な音や図像の世界などもおなじです。

シンボルコミュニケーション

みえる言葉やコミュニケーションだけに振り回されず、見えないサインや対話にも注意をはらって、うけとってみる心をもつことは大事だとおもいます。


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