彌榮「令和」の時代

2019年5月1日(水)「風・12」
令和天皇にご即位 彌榮

令和天皇 即位後朝見の儀 弥栄


令和天皇 即位後朝見の儀 弥栄 ☆★☆



徳仁天皇陛下は1960年2月23日にご誕生されました。

「古代マヤの暦」で徳仁天皇のお生まれを見てみますと、「ヘビ」周期第1日目「ヘビ(Chicchan, Coatl)・1」ナイトロード「G1」なる「時の守護者」とともにお生まれになられました。


徳仁天皇を守護しているマヤ「時の守護者・ナワール」は、神聖なるアウラを帯びているガラガラヘビと火の精霊です。
神聖なナーカルのアウラが地上に生きる私たち人間の心や魂に寄り添うことで、純粋なスピリットをもつ人には特にナーカルの特性や性質が現われやすくなります。

そのような神聖さが徳仁天皇のお人柄の上に現われていると私は感じております。

大変深い知恵の持ち主であり、物事の本質をみるお力、あるいは真実を見定める認識力や思考力、あるいは知性が理性を支え、強い信念をもって何事にも負けず、粘り強く成し遂げていくヒエラルキーの高さが御見受けされます。

そしてさらに不思議なほどに、地上に誕生される以前から徳仁天皇は「その日その時」を誕生日として生まれ落ちることとしてお選びになっておられたのであろうとマヤ的には思われるのです。

天皇にご即位される時もまた、日本にとって一番大切となるこれから先の時代が望ましいだろうとして、時代精神や時の神に決められていたのではないか、そしてそのことを精霊も神々もご本人である徳仁様もそうなると認識していたのであろうと思われます。

今という時代は大変危険で、調和やバランスのとり難い不安定な時代です。大きな岩がバランスよく保たれているが、何か揺れや乱れがきたらあっという間に倒れてしまいそうな世界であり、日本は特にそうなっています。

そのような日本を力強い象徴へと変容させるご存在としてのお力が、徳仁天皇にはございます。

徳仁天皇のナーカルを守護している神々の特性や神話素、あるいは象徴としてのモチーフをみてみましょう。

マヤユカタン半島、チチェン・イッツァにあるカスティーヨピラミッドには、春分と秋分の日に羽毛のある蛇「ククルカン」が光の影となって降臨します。古代マヤあるいは現代でもマヤ文化は「ガラガラ蛇」を最高度に重視し、世界観や儀式的にも大変深い関わりがあることはご存知でしょう。

蛇は、マヤの文化的なもの宇宙観、宗教的で秘儀的なものを体現する存在であり、エネルギーを上昇させたり下降させたりするする内なる力の象徴でもあり、脱皮をして精神が成長していく様を告げるものでもあります。

「アハウ・カン」は「王の蛇」という意味です。

「ヘビ」のナワールは「女性」を守り、「海」を守り、「誕生」を守り、「血」を守り、「出産」を守る役目をもち、時間を身にまとった聖なる火の神が力を帯びて未来へと炎を燃やしていく様を具現化させる存在です。

令和の時代、徳仁天皇はご自身の信じる道を、象徴としてのご存在の責務を果たされるべく、また日本が日本らしくあるために、家族や仲間を大切にする血の象徴としての力を帯びて具現化されながら、人々が教え学び導かれるためのさらに新たな道が開かれるように、自らの象徴を通じて示されていかれるのだろうと思います。

弥栄


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