「古代マヤ暦占い」
その世界観はほんとうに壮大で、宇宙的です。
その世界観を知らずして、マヤ暦を占いとしてみても
何もわかりません。
古代マヤ先住民が何を信じて天体を観測し
天の理や神々とどのように向き合っていたのか
そこに「真実」があるからこそ、マヤ暦なのです。
公式アメブロのブログタイトルにある
天の心 地の心
これはマヤ世界観の一部を伝える象徴概念です。
天の心
マヤ神話で天の心を司る神は、天の星を造り最初の人間を生み出した母神で「創造と天国の女神」です。垂直的でみえない神々とアクセスする心。
あなたの愛が欲情や嫉妬、自己愛などのようなものではなく、どこか神聖で天使のように純真でミルキーウェイに輝く星のように美しいものであるとき、天の心を司る神はあなたの愛を尊重し、大切な人と幸せになれるよう縁をつないでくれるでしょう。
地の心
地の心を司る神は、プレアデス星団とつながりをもち、7つの洞窟で大地を浄化するために不浄を食らい、敏感に反応しながら「食」を得る知恵をもつ女神です。水平的で地上世界を生きる心。
地の心はアンビバレントな心の働きをもっていて、天の心が陽であるのに対して陰としての性質をもっています。あなたが2つの想いに揺れるとき、地の心が働いています。
愛されたいけど愛されたくない、一緒にいたいけど離れていたい、女性であると同時に母なる愛もある、などのように相反する想いや感情が共存し葛藤する心の状態です。このように「地の心」が葛藤という性質をもっているため、人は愛にさまよってしまうのではないかと思います。
ときに葛藤が嫉妬や愛憎などを生み出してしまうと、不浄を食らうために神々は過剰に働きだします。もしもあなたがそのような葛藤や悩みの渦中にいるとしたら、それは善悪で判断されるものでも不安やネガティブに妄想してしまうのでもなく、天の心を取り戻すための黄色信号のようなものなのです。
葛藤やアンビバレントな心をもっているのは、古代からずっと人間の心にあるものなのです。
地の心を自分の中に吸収して浄化し、整理してみましょう。
冥界・夜の心(ナイトロード)
冥界は死の世界や無意識、暗闇とつながっていて、自分自身が知ることも制御することもできない心の領域です。
死神や雨と雷の神、風の神々が司っているのですが、同時に「希望」や「救い」の神も宿っている世界です。一般的にいわれる過去からのカルマや思い癖、過去のトラウマや幼少期の生育環境などによって異なるものが潜むアーキタイプや神話素の世界です。
もしもあなたが深い闇を抱えているのなら、癒しや赦しが必要でしょう。
また同じように好きな人にも「夜の心」はありますので、たとえどんなに好きであってもそこには触れてほしくないかもしれません。
恋愛の始まりにおいて当初は、お互いの夜の心の世界には踏み込まないほうが良いのかもしれません。
「天の心」「地の心」の愛さえあれば、冥界・夜の心は少しずつ癒されていくものだからです。