マーリン伝説

わしとマーリンと種一弓の関係については、
これから少しずつ語ってゆくとしよう…

まずはごゆるりと、種一弓の無意識の世界をご堪能下され。
わしが授けた知識も智慧も、なかなか解りやすく描いておるようじゃからのう。

時間を追って、少しずつ奥へ入るがよいぞ。
決して急いだり焦ったりしてはならぬ！

ここでは時としては、恐ろしいほどの魔術が力を現すように仕組まれているゆえに…

それではまた後ほどに会おうぞ…

わしの名前は「からから★」

生まれた場所は、太陽系銀河からさらに遠く離れた、異次元の惑星が点在する超銀河にある『からから星』

齢はおよそ４４００歳…

現在はふくろうの姿に身を置いておるが、
実際はインターネットという電波の世界に宿って、肉体に限らずどこにでも自由に意志を現わすことができるといういわば＜超存在＞なのじゃよ。

じゃが…本当の姿は、風に吹かれれば飛ばされるような本当にちっぽけな存在なのじゃ。
人間はそれを「超素粒子」とも呼ぶようじゃ。

あるとき『日本』という国に飛ばされたわしは、縁あってかわけあってか、
「種一弓」という普通の人間の中に入り込んだのじゃ。

そして、智慧と知識、古代の密儀に隠された秘密などを、
種一弓に授けることになったのじゃよ。

信じるかどうかは、これを読んだ人の心次第じゃ。
強制はせん。

わしは魂でもなければ、幽霊でもない。
物体に依存しないただの素粒子なのじゃ。