詩はこころと昔から人は言います。
私も小さい頃から詩が大好きで、よくポエムを作成したり、詩集を読んで口ずさんだりしていました。
私の無意識がくれたことばの数々をのせています。是非ごらんください♪
 


詩 集

天から授かったことばの宝を、
そっとあなたに伝えたい…

ことばは人となり、詩となって天からこの地上へ降りてきました。

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11   「いのちの神秘」
更新日時:
H18年3月6日(月)
いのち
それは胸を轟(とどろ)かせる力
いのち
それは美しい調べ…
 
おぼろ月
頬を紅らめ 語りだす
野に咲く黄色いタンポポの
可憐な姿に 恋をして
そっと告げよう いのちの神秘
 
 いのちって それは創造 知ってるかい?
神話の世界の循環に 神の命と光を見つけ
生まれ落ちたる瞬間に 天使の聖なる歓びと誘惑を知る
永遠(とわ)に生きよと祈りをかけて
限りある生の不思議に 厳粛となる
 
 いのちって それは 己の十字架 知っているかい?
神の恩寵の配分にさえ 愚痴となっては嘆き悲しむ
哀れなる 心の重荷を捨てきれず
背負いて歩く 運命(さだめ)の十字架
 
 いのちって それは 夢と幻想 知ってるかい?
夢には定めも道徳もなく
煌(きら)めく星と戯れて いのちの黄金(こがね)の時を楽しむ
歌の調べも高らかに 嘆きも踊りに変化(へんげ)する
幾たび死しても 自由な生を与えられん
夢に限りなど 無いかぎり
 
 いのちって それは 渾沌(こんとん)の旋律 知ってるかい?
奏でる音色(ねいろ)の穏やかな 調べにうっとり酔いしれる
忘却のうちに 時は去りゆき
訪れた慧眼(けいがん)の暁のひかり 喜ぶときあり 悲しむときあり
カオスのしじまに 鐘の音が鳴り渡る
 
 いのちって それは愛の玉響(たまゆら) 知ってるかい?
一本の 深紅の薔薇の花葉にさえも
愛するひとの面影を追い
死をも恐れず 鳴らしつづける たまゆらの鈴音
微かに見つけた残像さえも 情と涙を誘い出す
愛のかたちを描き出す 心の影に縛られたまま…
 
 いのちって それは粗銅(そどう)鎖(くさり) 知ってるかい?
連なる鎖はしっかり結ばれ 解くものが現れるまで 解かれることはない
原鉱(げんこう)が燃やされて 精錬されて 繋がれて
鋼鉄のタイタニックさえ 力の勲章
結合によって 奪われるものなど
この世には 何一つない
 
 いのちって それは宇宙 知ってるかい?
果てしない 科学と未知との深海で
そっと開く パンドラの箱
神聖な香りとなりて 風に運ばれ 神秘の幕屋(まくや)のベールとなる
だれも知らない宇宙の果てに
人は夢といのちを賭ける
神の叡智の神髄に 辿りつくよう追い求め
その眼は神の 栄光をみる
 
 いのちって それは永遠(えいえん) 知ってるかい?
繰りかえす いのちの結晶
神秘の内に育まれた流転(るてん)
父なる存在が照らしだす 空間を漂う 神の素粒子
如何様(いかよう)にも 偏在する 源泉のつぼみ
 
いのちの限り 生きること
心を尽くして 生きること
愛する世界を 生きること
活かす使命を 生きること
それが いのちの 始点に帰る
 



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